向島・オッテンゼン日独地区交流25周年記念シンポジウム
ドイツ・ハンブルク市のアルトナ区オッテンゼンと墨田区向島の市民交流が始まって四半世紀。その25周年を記念して7月13日にアルトナ区のモッテ地区センターで「日本におけるまちづくりと防災対処方法」と題したシンポジウムが開かれます。向島学会からは明治大学教授の山本俊哉・副理事長とアーティストの森脇環帆・理事、鳩の街通り商店街振興組合のヨネザワエリカさん、明治大学山本俊哉研究室の大学院生・学生が参加し、向島からの報告を行います。
シンポジウムでは、向島の映画を撮り続けてきたオッテンゼンのブリギッテ・クラウゼ監督の映画「日独地区交流の25年」上映後、山本研究室の学生らがA0版のポスター7枚を展示して発表します。発表のタイトルと発表者は、①Introduction--向島の25年間(繆沫穎、三元未朋子)、②向島における防災のとりくみ(茂野夏実・市川美希)、③向島の雨水利用をテーマにしたアート(原田将吾・森脇環帆)、④楽しみながら防災訓練 イザ!カエルキャラバン!(岩田桜子・森脇環帆)、⑤鳩の街通り商店街の空き店舗活性事業(王晨曦・ヨネザワエリカ・森脇環帆)、⑥カバニャルを救う刺繍プロジェクト(熊谷友花・藤井庸平)、⑦まちを歩き、まちの魅力を再発見する「東京 Jane's Walk」(向山直登・小林雅也)。ポスターのドイツ語版作成にあたっては、長年向島とオッテンゼンの地区交流を進めてきた亀山恒夫さんの協力を得ました。
シンポジウムでは、山本俊哉・副理事長の「向島防災まちづくり30年」と題した講演のほか、向島のアーティストとして雨水利用のアートパフォーマンスを行ってきた森脇環帆さんの「キツネのお茶会」も開催されます。また、シンポジウム翌日の14日から17日まで、アルトナーレ市民芸術祭に参加してオッテンゼン地区資料館でもポスターなどの展示・発表を行う予定です。
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これまでの向島とオッテンゼンの地区交流
http://www.mukojima.org/activity/post/international_exchange/
これまでにハンブルクで発表したポスター
http://www.isc.meiji.ac.jp/~onepiece/workshop/index.html