リンク集

すみだNPO協議会

すみだNPO協議会は、墨田区内で活動するNPO法人、市民活動団体及び個人の有志が集まって設立されました。会員が相互の情報を共有し、互いに学び、連携を深めていく事でそれぞれの活動を充実させ、地域の発展に貢献することを目的としています。向島学会も参加団体になっており、イベントでの情報発信などを行わせてもらっています!

すみだ文化芸術情報サイト

2014年の春から新しくオープンした、墨田区が区内の文化芸術関連情報を紹介するためのウェブサイトです。何といってもその特色は、市民がまちなかで自主的に運営する、多種多様なアート拠点や活動団体が網羅されていることでしょう。その数は日増しに増殖中。ガッツリとコンテンポラリーアートを展示するギャラリー、若者のシェアするアトリエ、気ままなペースでイベントを開催する「ふわゆる」カフェ、まちづくりのミッションを掲げながら文化活動も行うグループなど、ちょっと覗いてみただけで、墨田区の市民文化の豊かさと楽しさを十分感じ取ってもらえるはずです。ちなみに2013年、このウェブサイトの開設準備にあたり、向島学会のアート部会が地域のアート拠点や団体のリサーチで協力しました。

すみだ観光サイト(一般社団法人 墨田区観光協会)

東京スカイツリーの建設を契機に、墨田区は観光の振興に力を入れています。観る、体験する、食べる、買う、泊まる...墨田区の観光情報を知りたいならば、まずはこのサイトから。四季折々のイベント情報や、定番観光スポットの解説、オススメのまちあるきコース等々、とても解りやすく親切にまとめられています。すみだ文化芸術情報サイトなども、このサイトに貼ってあるバナーから飛べるので大変便利です。

一言会

向島のまちづくりといえば、なんといっても防災が大きな柱。「一寺言問を防災のまちにする会(通称:一言会)」は、約25年前に東京都の「防災生活圏モデル事業」がこの地域でスタートしたことをきっかけに結成されました。まちづくりでは、向島学会のずっと先輩格の団体です。「災害が起きても逃げ出さなくてよいまち」、「百年後に残せるまち」を目標に、市民の主導によって様々な防災まちづくりに取り組んでいます。近年では、NPO法人プラス・アーツと協力して、毎年秋に、楽しく遊びながら防災について学べるワークショップ「イザ!カエルキャラバン!」を開催。毎回大勢の地元の子どもたちがワークショップに参加します。

寺島・玉ノ井まちづくり協議会

東武スカイツリーラインの東向島駅は、かつての「玉ノ井」と呼ばれるエリアでした。そのエリアで地元の住民が中心になり、まちづくりのために立ち上げたグループで、江戸東京野菜として有名な「寺島なす」を地元で普及する「寺島なす復活プロジェクト」など、ユニークな取り組みを行っています。2007年、近隣の商店街や町会関係者が参加して「玉ノ井プロジェクト」としてスタート、2010年には、住民の集えるコミュニティカフェ「玉ノ井カフェ」をオープン。2014年から「寺島・玉ノ井まちづくり協議会」となって活動の範囲や構成メンバーを広げるとともに、初代会長として向島学会前理事長の高木新太郎さんが就任、「玉ノ井カフェ」を拠点に、展覧会、ワークショップ、まちあるきなど様々な活動を行っています。協議会メンバーの努力の甲斐あって、「寺島なす」をメニューに取り入れる地元のお店も増加中です。

39アートin向島

毎年3月9日をアートの記念日に!。アーティストの開発好明さんが提唱して2001年に始めた「サンキューアートの日」。全国各地の参加拠点では、この日だけの特別なイベントやサービスが提供されます。向島では2009年より「39アートin向島」と題し、3月9日から約1ヶ月間、様々なアート拠点やカフェ、個人やグループが参加して、イベント、展覧会、まちあるきなどを実施する地域プロジェクトとして展開。中心となっているのは、「墨東まち見世」で事務局スタッフとして参加した、地元育ちの長加誉さん。2015年の「39アートin向島」には、なんと39企画の参加プロジェクトが。今や向島エリアの春の催しとしてすっかり定着しています。

すみだ川ものコト市

隅田川七福神でも有名な牛嶋神社。その境内で開催される、様々なクリエーターの集合する雑貨市が「すみだ川ものコト市」です。「モノづくりの真ん中に息づく、コトとの出会いを橋渡し」という合い言葉の通り、作り手の顔が見える催しとして、温もりのある雑貨の販売を中心に、墨田のカフェやレストランのフードコーナー、あるいはワークショップやリラクゼーションコーナーなど、当日は多種多様なブースが立ち並ぶほか、ライブイベントも開催。毎回縁日のような熱気が境内にあふれます。

アサヒ・アート・フェスティバル(AAF)

北は北海道から南は沖縄まで、全国各地から多種多様なアートNPOや活動団体が参加し、それぞれ個性豊かなプロジェクトを展開するアサヒ・アート・フェスティバル(AAF)。吾妻橋のアサヒ・アート・スクエアで開催されるAAFネットワーク会議には、毎年全国から数多くの参加者が集います。向島地域においても、これまで様々な担い手がAAFにプロジェクト参加してきました。ざっと挙げるだけでも、京島で嘉藤笑子さんの立ち上げたRICE+と向島のアーティストの企画展(2003年)に始まり、 劇団トリのマーク(通称)による一連の演劇プロジェクト(2004-2006年)、自転車部の「かき氷自転車」(2005年)、現代美術製作所による「向島芸術計画2007」(2007年)、ポスト工務店 BUGHAUSの展覧会(2011年)、寺島・玉ノ井のまちづくり団体による「寺島なす復活プロジェクト」(2012年)などなど、本当にたくさんあります。社会に開かれたアート活動を通し、市民が幸せな未来に向けて主体的に地域の課題に取り組み、互いの知恵と情報を交換しつつネットワークと連携を育むという、AAFの創造的でチャレンジングな活動は、向島地域のまちづくりやアートに対する常に大きな刺激となっています。

全国路地サミット

路地を活かすまちづくりをテーマに、年に1回開催される「全国路地サミット」。2003年、東京の十条で開かれたのをスタートに、毎年所を変えて全国各地を巡回、まちづくり報告、シンポジウム、まちあるき、そして宴会などなど、それぞれの「まち」ならではの趣向を凝らしたイベントを通し、全国から集った参加者が活発な意見交換と交流を繰り広げています。もちろん日本有数の路地のまちである向島でも、第9回の路地サミットを向島学会との共催で開催。初日のシンポジウムとパーティーの終了後、余熱さめやらぬ参加者が三々五々向島の居酒屋に繰り出し、どの店も路地サミット関係者で溢れる?、ということもありました。

NPO法人尾道空き家再生プロジェクト

坂のまちとして有名な尾道。実は路地のまちとしても有名な上に、尾道の対岸の向島(むかいしま)は墨田区の向島と同じ表記なので、なんだかとても親近感が湧きます。向島学会では、アートやまちづくりの活動を通し、10年ほど前から尾道とのささやかな地域間交流を行って来ました。この尾道で、坂のまちに点在する空き家のリフォームを中心に、ユニークなまちづくり活動に取り組むのが、NPO法人尾道空き家再生プロジェクト。代表は地元の主婦でインテリアコーディネーターの豊田雅子さん。市民主導の活動として、歴史的に重要な建物も含め、それぞれの持ち味を活かしながら再生された木造建築は、店舗、シェアアトリエ、ゲストハウス、アートスペース、レジデンスなど、多様な用途で使用され、今では尾道観光の目玉ともなっています。また、空き家の大家さんと住み手をマッチングする空き家バンクの試みは、まちの外から新たな住民を呼び込んでいます。

森栗茂一のコミュニティ・コミュニケーション

大阪大学コミュニケーションデザインセンター教授・森栗茂一さんのブログです。1995年の阪神大震災は、向島においても、地域の防災やコミュニティのあり方を考え直す大きなきっかけになりました。森栗茂一さんは、都市民俗学者の視点から阪神の震災復興や、地域交通を活かしたコミュニティづくりなどに関わっていらっしゃいます。森栗さんと向島との交流は、阪神大震災をきっかけとした防災活動を軸として始まり、2000年代に入ってからは「向島留学」と称し、教え子の学生たちが向島にホームステイするプロジェクトのように、まちづくりを通した「東西交流」の試みという形で継続しています。ブログの中でも折に触れ、向島のまちづくりについてご紹介をいただいています。

山本俊哉都市計画研究室

向島学会理事、明治大学理工学部建築学科教授・山本俊哉さんの研究室です。山本さんの専門は都市計画や防災・防犯のまちづくり。現在は陸前高田の被災地の復興活動にも取り組んでいます。学生時代から向島に関わり、向島とハンブルク・オッテンゼン市との文化交流を仕掛けたり、2000年の「向島博覧会」や2001年の「アートロジィ向島博覧会2001」などの地域イベントの裏方としても活躍、まちづくりと文化活動の連携についても、早くから意識的に取り組んできました。2002年に向島学会の創設に参加。というより「言い出しっぺ」の一人です。ドレスデンやバレンシアなど、学生による海外でのワークショップや、向島では設計実習「向島デザイナーズ」を実施したりと、相変わらずまちづくりの「仕掛け人」としての手腕を大いに発揮しています。

東京工業大学真野研究室

向島学会理事、東京工業大学大学院社会理工学研究科准教授・真野洋介さんの研究室です。真野さんが向島に関わり始めたのは、2001年の「アートロジィ向島博覧会2001」から。東京理科大の助手として「まちづくりのワークショップを手伝いに来たところ、アートの方が面白くなり」(本人談)、京島にお米屋さんをリフォームした「RICE+」(2003-2005年/向島学会理事・嘉藤笑子さんの主宰)の立ち上げにも関わりました。向島学会事務局長時代には、助成金の申請で高打率(?)を誇り、「なんで自分の専門では助成金が取れないのに、向島学会では取れるんだろう」(本人談)とボヤくことも。専門家として常にシャープな目線で、向島のアートとまちづくりの動きをフォローしています。「墨東まち見世2009-2014」では、真野研究室の学生がスタッフとして大活躍してくれました。最近ではまちづくりの研究で、学生とともに全国各地を飛び回っています。