活動紹介 : 向島まちづくり資料館《準備室》 | 2022/09/13

これからの向島、墨田区、そしてアーカイブを語りつくす シンポジウム

内容

-日々移り変わる向島のまち・・・未来に伝えたい記憶、残したい記録-

東京都墨田区の北部、向島地域では、これまで数多くのまちづくり、アートプロジェクト、防災などの取り組みが行われてきました。多くの熱意やアイデアの詰まったこれらの活動を中心として、向島のまちに関する記録を集め、未来に伝える「資料館」を作ってみたい!そんな思いから、2022年春、私たちNPO 法人向島学会では「向島まちづくり資料館《準備室》」を立ち上げ、「隅田川 森羅万象 墨に夢」(通称すみゆめ)にプロジェクト企画参加して活動を行なってきました。


このたび、「向島まちづくり資料館《準備室》」では、私たちの取り組みを広く共有し、これからの活動を一緒に考えるため、〈報告会&シンポジウム〉を開催いたします。 第1部の〈報告会〉では、今年の《準備室》の活動をご報告。第2部の〈シンポジウム〉では、4名のパネラーをお招きして、形に残しにくい活動の「アーカイブ」や、近年注目を集める「私設図書館」のお話などを伺った後、会場全体で意見交換を行います。 向島のまちの歴史、まちづくり、アートプロジェクト、アーカイブなどに興味をお持ちなら、どなたでも大歓迎です。どうぞ奮ってご参加ください。

※シンポジウムの動画はこのページの一番下でご覧になれます。

日時

2022年12月3日(土)
14:00     受付開始 
14:30 - 15:00  第1部 報告会
15:15 - 16:45 第2部 シンポジウム

会場

ユートリヤすみだ生涯学習センターB棟1階
〒131-0032 東京都墨田区東向島2-38-7

参加費

1000円(定員45名・事前申込優先)
お申込先 URL: https://mukojimarchive01.peatix.com

お問合せ / イベントの最新情報

メールmukojimarchive@gmail.com
フェイスブック https://www.facebook.com/mukojimarchive
NPO法人向島学会ホームページ  https://www.mukojima.org

★同時開催:向島まちづくり資料館《準備室》出張所★
シンポジウム当日とその翌日、同会場でささやかな資料展示を行います。どうぞ併せてご覧ください。
2022年12月3日(土)11:00-17:00 / 12月4日(日)11:00-16:00 (観覧無料)

シンポジウム出演

シンポジウムパネラー.001.jpeg

●中里和人 写真家 / 東京造形大学名誉教授
http://nakazato.info/
1956年三重県多気町生まれ。78年法政大学文学部地理学科卒業。日本各地の地誌的ドキュメントを中心に、身体的スケールから見え出す社会的景観や夜景などのランドスケープ作品を多数発表。2000年より、東京向島の長屋、青梅の工場、沖縄那覇の市場、山梨富士吉田の土蔵、トルコ共和国カッパドキア洞穴、越後妻有アートトリエンナーレ、すみだ向島EXPO2などで、景観や場所の読み解きから生まれる写真インスタレーション・写真ワークショップをオルタナティブな空間で開催している。写真集に「湾岸原野」(六興出版)、「小屋の肖像」(メディアファクトリー)、「キリコの街」(ワイズ出版)、「路地」(清流出版)、「東亰」(木土水)など多数。

●中野純 体験作家 / 闇歩きガイド /「少女まんが館」共同館主
http://www.sarusuberi.co.jp/
1961年東京都杉並区生まれ。一橋大学社会学部卒。各地の夜を歩くことでその地域の魅力を発掘する闇歩きツアーや、闇遊び・月遊びのワークショップを数多く実施。夫婦で私設図書館「少女まんが館」を運営、「自宅ミュージアム」運動を推進。主著に『闇で味わう日本文学』『「闇学」入門』『闇と暮らす。』『東京「夜」散歩』『月で遊ぶ』、中里和人との共著に『東京サイハテ観光』『長屋迷路』、大井夏代との共著に『少女まんがは吸血鬼でできている』などがある。東京造形大学非常勤講師。

●橋本誠 アートプロデューサー/一般社団法人ノマドプロダクション代表理事
https://nomadpro.jp/
美術館・ギャラリーだけではない場で生まれる芸術文化活動を推進するアートプロデューサー。東京都内の地域に根差した芸術文化活動を中間支援する東京文化発信プロジェクト室(現・アーツカウンシル東京)を経て、2014年に一般社団法人ノマドプロダクションを設立。2021年、秋田駅前に開館した秋田市文化創造館の立ち上げにも携わるなど、多様化する芸術文化・アートプロジェクトと現代社会をつなぐ企画に制作・広報・記録など様々な立場で携わる。編著に『危機の時代を生き延びるアートプロジェクト』(千十一編集室/2021)。

●ヨネザワエリカ 
1979年大阪生まれ。広告会社などを経て東京を中心にライターとして活動している。墨田区ではファンタジア!ファンタジア!やいくつかの商店街、墨東まち見世、すみだ川ものコト市などへ関わる。美味しいものと美術とファッションをこよなく愛するさすらいライター。

○荻原康子 隅田川 森羅万象 墨に夢」統括ディレクター
https://sumiyume.jp/
幾つかのアーティスト・イン・レジデンスの調査・運営を経て、1994年INAX文化推進部、1996年キュレーター・オフィス所属。2001年企業メセナ協議会に入局し、顕彰事業と機関誌等を担当、延べ500件程の企業メセナ(芸術文化支援)を取材する。他にアサヒビールのメセナ活動のコーディネート(2000年~)、「東日本大震災 文化・芸術による復興支援ファンド」設立等に携わる。2011年事務局長に就任。2017年墨田区文化振興財団常務理事、2019年より現職。

○北條元康 NPO法人向島学会理事長/(株)北條工務店/ ポスト工務店BUGHAUS棟梁
東向島の(株)北條工務店の三代目。2001年のアートロジイ向島博覧会2001をきっかけに、地域に移住してきた同世代のアーティストたちと交流、それがきっかけでアートに目覚める。大工の技術と工務店の機動力を活かし、アーティストの作品制作のサポート、アートイベントの現場設営など、様々な場面で活躍している。2019年、北條工務店の隣の空き工場にオルタナティブスペースを開設。2022年、向島学会の四代目理事長に就任。

司会 曽我高明 NPO法人向島学会理事 / 現代美術製作所ディレクター


コロナ対策のため、以下の取り組みにご協力ください。

※当日発熱や呼吸器症状がある方、その他体調の優れない方は、来場をお控えください。
※事前の検温及びマスク着用等による感染予防対策をしてご来場ください。
※お申し込みないし受付の際、お名前と連絡先をご記入いただきます。
コロナウィルスの感染拡大状況により、イベントの内容はやむを得ない事情によ変更される場合があります。どうぞ予めご了承ください。

向島まちづくり資料館《準備室》
現在のメンバー:佐原滋元、曽我高明、長加誉、北條元康、森脇環帆、山本俊哉
住所:〒131-0032 東京都墨田区東向島3-22-10 北條工務店となり 2F

主催:NPO法人向島学会、「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会
共催:墨田区
協賛:株式会社東京鋲兼、東武鉄道株式会社
※「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会 事務局は(公財)墨田区文化振興財団が担っています。
協力:北川貴好、佐藤いちろう、清水健太、介川亜紀、住中浩史、高木新太郎、中川直幸、中田裕真、古橋良文、
Reminders Photography Stronghold 、(株)北條工務店、現代美術製作所
※NPO法人向島学会は、東京都墨田区で「向島」に関する学術・芸術等の成果を集約しこのまちで生活する人たちに役立つ仕組みづくりを提案・推進するグループです。

*シンポジウム動画は以下からご覧ください。

https://youtu.be/AdH6rKhdHV0