活動紹介 : まちづくり部会 | 2015/02/18

まちづくり計画策定担い手支援事業(2007−2008年)

概要

住民自ら都市計画提案をするための、計画素案作成への補助である本事業を国土交通省より、重点密集地域である京島地区・東向島地区の2地区において採択を受け、2007年度は調査、2008年度に計画素案検討を行った。

東向島地区において2008年度は、地域住民の意向や地域課題を正確に把握するため、地元まちづくり組織である「一寺言問を防災のまちにする会(通称、一言会)」を向島学会が支援する形で、事業推進を図った。

その結果、新規居住者の主な層である若手ファミリー層をターゲットにした「イザ!カエルキャラバンin寺島」の開催や、行止まり路地や空き家等のミクロな視点からの環境改善活動等の地域主体の継続的な活動が生まれることとなった。

事業内容

東向島地区(東向島1丁目・向島5~48~50)については、NPO法人向島学会が委託した象地域設計と東京工業大学真野研究室が各種調査・計画検討を実施した。

月に1度、地域の時事ネタや、居住環境について話し合う「まちづくり談義」を復活させ、防災まちづくりがスタートして20年の間に地域内のマンションやミニ戸建開発、また空き地や空き店舗がどんな場所で、どのように変化してきたか、また人口や家族形態、住み手と地域活動との関係性がどのように推移してきたかを、調査データや実体験を元に話し合い、これから何をやっていく必要があるかについて練り上げていくプロセスとした。

その話し合いで共有された地域課題と、それに合わせた解決に向けたアイディア集を、まちづくり計画案として取りまとめ、次年度以降の具体化に向けたスケジュールと合わせて地域へと還元した。

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